
- 0. まず最初に:Wi-Fiが遅い=回線が遅い、とは限らない
- 1. 結論:遅い原因はだいたいこの4つ(症状のざっくり見分け)
- 2. 最短で犯人を特定する「切り分けフロー」(この順番が最重要)
- 3. 回線が原因のとき(ONU/光回線/ISP混雑/方式)
- 4. ルーターが原因のとき(性能/設定/熱/不調)
- 5. 端末が原因のとき(スマホ/PCの規格・負荷・設定)
- 6. 電波が原因のとき(距離/壁/干渉/置き場所)
- 7. 速度だけじゃない:体感の遅さはPing/ジッターが犯人のこともある
- 8. すぐ使える「切り分けチェック表」(記録テンプレ)
- 9. よくある質問(FAQ)
- 10. まとめ:最短で犯人を捕まえる順番はこれ
0. まず最初に:Wi-Fiが遅い=回線が遅い、とは限らない
「Wi-Fiが遅い」と感じたとき、実際に遅い場所は大きく4つに分かれます。
- 回線(家の外:契約・混雑・障害・ISPの方式など)
- ルーター(家の中:性能不足・設定・熱・不調)
- 端末(スマホ/PC側:規格が古い・省電力・バックグラウンド負荷)
- 電波(距離・壁・干渉:部屋によって遅い、電子レンジで悪化など)
そして厄介なのが、原因が1つとは限らないことです。
例:夜は回線が混む+寝室は電波が弱い、などは普通に起こります。
だからこそ、この記事では「体感」ではなく、順番にチェックして“切り分け”で特定します。
この順番でやれば、最短で結論が出ます。
1. 結論:遅い原因はだいたいこの4つ(症状のざっくり見分け)

まずは「あるある症状」で方向性をつかみます。
回線が怪しい(家の外)
- 有線でも遅い
- 夜だけ遅い(19〜24時に落ちる)
- 速度はそこそこでも、オンライン会議やゲームだけ不安定(Pingが悪い)
- ある日突然遅くなった(障害・工事・設定変更の可能性)
ルーターが怪しい(家の中・機械)
- ルーターのすぐ近くでも遅い/不安定
- 再起動すると一時的に改善→しばらくするとまた遅い
- 接続台数が増えると急に死ぬ(家族のスマホ・TV・ゲーム機が多い)
端末が怪しい(スマホ/PC)
- 同じ場所でその端末だけ遅い
- 省電力モード中だけ遅い
- VPN/セキュリティアプリ導入後から遅い
電波が怪しい(環境)
- ルーター近くは速いのに、部屋を移動すると遅い
- 扉を閉めると遅い/廊下を挟むと急落
- 電子レンジ使用中に遅い(2.4GHz帯の典型)
ただし、ここで決め打ちはしません。
次の章で“最短フロー”に沿って確認します。
2. 最短で犯人を特定する「切り分けフロー」(この順番が最重要)

ここがこの記事のメインです。
やることはシンプルで、ポイントは 「Wi-Fiを介さない測定→近距離→別端末→部屋移動」 の順です。
2-1. 用意するもの(最低限)
- できれば LANケーブル1本(これがあると切り分けが爆速)
- スマホ(できればPCもあると強い)
- 速度テスト(ブラウザでOK)
LANケーブルがない場合でも進められますが、回線とWi-Fiの分離が難しくなるので、可能なら1本あると最高です。
2-2. フロー:まずは「回線」が遅いかを潰す(最優先)
STEP A:有線で測る(=Wi-Fiを介さず確認)
可能なら「ONU(光回線の箱)/モデム → PC」を有線で直結して速度を測ります。
(難しければ「ルーター → PC」を有線でもOK。※ただし回線とルーターが完全には分離できません)
- 有線でも遅い → まず 回線(家の外) が濃厚
- 有線は速い → Wi-Fi側(ルーター/電波/端末) が濃厚
ここで方向性がほぼ決まります。
2-3. Wi-Fi側の問題を「ルーター」か「電波」かに分ける
STEP B:ルーターのすぐ近く(1〜2m)で測る
ルーターの隣で、スマホで速度テスト。
- 近くでも遅い → ルーター or 端末
- 近くは速い → 電波(距離・壁・干渉) が濃厚
2-4. 端末の問題を切り出す(かなり重要)
STEP C:同じ場所で「別端末」でも測る
同じ場所・同じ距離で、スマホ→PC、または家族のスマホなど別端末で測ります。
- 端末Aだけ遅い → 端末原因
- 全部遅い → ルーター or 電波
2-5. ここまでの結果が一発で分かる「判定表」
| チェック結果 | 濃厚な犯人 |
|---|---|
| 有線でも遅い | 回線(ISP混雑・方式・障害・宅内終端) |
| 有線は速い/ルーター近距離でも遅い | ルーター or 端末 |
| 有線は速い/近距離は速い/部屋で遅い | 電波(距離・壁・干渉・置き場所) |
| 同じ場所で特定端末だけ遅い | 端末(規格・設定・負荷) |
ここまでで、買い替えの前に「どこを直すべきか」が特定できます。
次章からは、犯人ごとの対処を“やる順”で書きます。
3. 回線が原因のとき(ONU/光回線/ISP混雑/方式)
切り分けで「有線でも遅い」なら、Wi-Fi以前に回線側が詰まっています。
体感が悪いときは、速度だけでなく“時間帯”も強いヒントです。
3-1. 回線が原因っぽい症状
- 有線でも遅い(まずこれ)
- 夜だけ落ちる(ピーク帯の混雑)
- ダウンロードはそこそこでも、Pingが悪い(会議・ゲームが不安定)
- ある日突然悪化(障害/メンテ/設定変更)
3-2. まずやること(順番が大事)
① ONU/モデム/ルーターを「正しい順」で再起動
おすすめはこの順です。
- ルーターの電源OFF
- ONU(モデム)の電源OFF
- 30秒ほど待つ(内部のセッションが切れる)
- ONUをON → ランプ安定まで待つ
- ルーターをON → 1〜2分待つ
- 速度テスト(できれば2回)
※「直ったけどすぐ戻る」なら、次のチェックへ。
② 配線チェック(地味だけど効く)
- ルーターとONUの間のLANケーブルが劣化・断線気味
- 古い規格のケーブル(最低限Cat5e以上が安心)
- コネクタが甘い/曲げがキツい
③ 時間帯別に測って“混雑”を見える化する
同じ端末・同じ場所・できれば有線で、
朝/昼/夜で測って記録します。
- 夜だけ落ちる → 混雑(方式の影響)を疑う価値が高い
- 常に遅い → 障害・物理・プラン不整合などの可能性
3-3. PPPoEとIPoE(IPv6)の違いを超ざっくり理解する
ここは難しく見えますが、要点は1つです。
- PPPoE:昔から多い方式。混む時間帯に遅くなりやすいことがある
- IPoE(IPv6系、v6プラス等):混雑に強い仕組みのことが多い
「夜だけ遅い」なら、IPoE対応(IPv6系)に切り替えると改善するケースがあります。
ただし、これは
- ルーターが対応しているか
- 契約しているプロバイダが提供しているか
で決まります。

3-4. 回線側の改善策(やる順)
- 再起動(上の順番)
- 配線チェック(ONU〜ルーター)
- 時間帯別測定で混雑を確認
- ルーターがIPoE(IPv6系)対応か確認/設定
- ISP(プロバイダ)変更やプラン見直しを検討(必要なら)
3-5. 問い合わせ時に“これだけ”揃えると話が早い
回線会社やプロバイダに相談するときは、以下があると一気に進みます。
- 有線直結(可能なら)の速度テスト結果
- 測定した日時(夜に落ちるならその時間帯)
- Pingが悪い/パケットロスがある体感
- いつから・全端末で起きるか
4. ルーターが原因のとき(性能/設定/熱/不調)
切り分けで「近距離でも遅い」「再起動で一時改善」が出たら、ルーター側の疑いが濃くなります。
ルーターは“家のネット交通整理役”なので、ここが詰まると全員が遅くなります。
4-1. ルーター原因の典型パターン
- ルーターの近くでも遅い(=電波以前に詰まってる)
- 再起動で直るが、しばらくするとまた遅い
→ 熱・メモリ・処理負荷などが原因になりやすい - 接続台数が多い(スマホ+TV+ゲーム+見守りカメラ+スマート家電など)
4-2. よくある原因チェックリスト(当てはまるほどルーター寄り)
規格・性能の問題
- ルーターが古い(Wi-Fi規格が古い世代)
- 同時接続が多い家庭なのに、安価なルーターで回している
- ルーターに高負荷機能を盛っている(後述)
設定・構成の問題
- 中継器を多段にしている/構成が複雑になっている
- メッシュと中継とブリッジが混在している
- QoS(通信制御)が変に効いて速度を絞っている
- セキュリティ機能やフィルタが重い
物理(熱・環境)の問題
- ルーターが熱い場所に置かれている(テレビ裏、収納、窓際、直射日光)
- ホコリが多い、放熱できてない、床置き
- 電源タップが過密(ノイズや電圧不安定のことも)
4-3. ルーター側の改善策(効く順にやる)
① 再起動(ただし“やり方”が大事)
- 電源OFF → 10〜30秒待つ → ON
(待つことで内部の状態がきれいに戻ることが多い)
再起動で改善するなら、ルーター側の可能性がかなり上がります。
② 設置環境の改善(これが意外と強い)
- 収納の中に入れない/周囲に空間を作る
- できれば床から上げる(棚の上など)
- テレビ裏、金属ラック、電子レンジ付近を避ける
- ルーターが触って熱いなら、まず放熱改善
③ ファームウェア更新
- ルーターの管理画面やアプリで更新確認
- 更新で安定性が改善することは珍しくない
④ “重い機能”を一度OFFにして差分を見る
一時的でOKなので、OFFにして速度・安定が変わるか確認します。
- ペアレンタルコントロール
- 常時ログ保存
- セキュリティ監視(高度なフィルタ)
- VPNサーバー機能
- きつめのQoS
「OFFで改善」なら、ルーター性能と機能のバランスが崩れている可能性。
⑤ 最終手段:初期化→再設定
設定が迷子になっていると、これが一番早いこともあります。
ただし、**SSID/パスワード、プロバイダ設定(必要な場合)**は控えてから。
4-4. 買い替え判断(買う前に“必要条件”を言語化する)
買い替えは最後でOKですが、判断基準だけは先に持っておくと失敗しません。
- 家の広さ:1LDKか、戸建てか
- 壁の強さ:鉄筋/コンクリ/水回りが多いか
- 同時接続:家族人数+TV+ゲーム+スマート家電
- 用途:会議が多い/ゲーム重視/動画中心
この条件によって「必要な性能(クラス)」が変わります。
(※具体的な機種選びは、次の章以降で“電波”と合わせて書くと失敗が減ります)
5. 端末が原因のとき(スマホ/PCの規格・負荷・設定)
切り分けで「同じ場所・同じWi-Fiなのに、この端末だけ遅い」が出たら、犯人はほぼ端末側です。
端末原因は“地味”ですが、直ると一気に快適になります。
5-1. 端末原因の典型パターン(当てはまるほど端末寄り)
- ルーターの近くでも、端末Aだけ遅い
- 端末を変えると速い(家族のスマホだと問題ない等)
- 省電力モード/低電力モード中だけ遅い
- VPNやセキュリティアプリを入れてから遅い
- OSアップデート後から遅い(ドライバや設定の変化)
5-2. よくある原因(スマホ/PC別に)
スマホで多い原因
- Wi-Fi規格が古い(端末が2.4GHz寄り、あるいは電波の掴みが弱い)
- バッテリー節約で通信が制限(バックグラウンド通信・スリープ時)
- 写真バックアップ/クラウド同期が裏で走っている
- Bluetooth機器併用で2.4GHz帯が混みやすい(イヤホン等)
- DNSやプロキシ、プライベートDNSの影響
- 端末のケースや持ち方でアンテナを塞いでいる(特に金属系・リング)
PCで多い原因
- Wi-Fiアダプタが古い/安価(2.4GHzしか安定しない等)
- Wi-Fiドライバが古い(不安定・速度低下)
- USB Wi-Fi子機が干渉を受けている(USB3.0周辺ノイズ、机の下など)
- 省電力設定(電源プランで無線アダプタが節約モード)
- 常駐ソフト(VPN、セキュリティ、トラフィック監視)が重い
5-3. 端末側の改善策(この順に試すと早い)
① まずは“Wi-Fiのやり直し”で差分を見る
- Wi-FiをOFF→ON(いったん接続を切る)
- それでもダメなら、ネットワーク削除→再登録
- SSIDを一度削除して、パスワードを入れ直すだけで安定することがあります
② 省電力モードをOFFにする(体感が変わりやすい)
- スマホ:低電力モード/バッテリー節約を一時OFF
- PC:電源プランを“高パフォーマンス寄り”に一時変更
(変化が出るかを見るのが目的)
③ バックグラウンド負荷を止めて測る
- 写真/動画のクラウド同期(Googleフォト、iCloud等)
- OS更新、アプリ更新
- 大容量のアップロード(動画投稿、バックアップ)
ポイント:「速度テストは速いのに体感が遅い」人ほど、裏のアップロードが原因のことが多いです。
上りが詰まると、下りも体感が悪くなりがちです。
④ VPN/セキュリティを一時停止して差分チェック
- VPNをOFF(会社の必須設定なら戻せる範囲で)
- セキュリティアプリのWebフィルタ等を一時OFF
OFFで改善するなら「端末の設定or常駐ソフト」が原因です。
⑤ OS・ドライバ更新(PCは特に重要)
- Windows:無線LANドライバ更新(メーカー提供があれば優先)
- Mac:OSアップデートで改善するケースも
- USB Wi-Fi子機:最新ドライバ+USBポート位置を変える(机上に延長する等)
⑥ 最後の手段:ネットワーク設定リセット
- スマホ:ネットワーク設定リセット(Wi-Fi/BT/モバイル設定が戻る)
- PC:ネットワークのリセット/アダプタ再設定
“端末だけ遅い”が確定しているなら、ここで改善することが多いです。
6. 電波が原因のとき(距離/壁/干渉/置き場所)

切り分けで
「ルーター近くは速い→部屋に行くと遅い」なら、犯人は電波側です。
そして電波改善は、買い替えより先に置き場所で大きく変わります。
6-1. 電波原因の典型パターン
- ルーター近くは快適だが、寝室・子ども部屋が遅い
- 扉を閉めると遅い/廊下を挟むと遅い
- 集合住宅で近隣Wi-Fiが多い
- 電子レンジ使用中に途切れる(特に2.4GHz)
6-2. 2.4GHz/5GHz/6GHzの“使い分け”が体感を決める
難しく見えますが、覚えるのはこの3行です。
- 2.4GHz:遠くまで届くが混雑しやすい
- 5GHz:速いが壁に弱い
- 6GHz:空いてることが多いが到達距離は短め(対応機器が必要)
おすすめの使い方(ざっくり)
- ルーターから遠い部屋:まず 2.4GHz を試す価値あり
- ルーター近く/同室:5GHz を優先
- もし6GHzが使えるなら:近距離で安定を狙う(対応端末限定)
※「自動(バンドステアリング)」が便利な反面、環境によっては“切り替えが迷子”になり不安定になることもあります。
「特定の部屋だけ不安定」なら、SSIDを分けて固定が効くケースがあります。
6-3. 置き場所だけで改善する“黄金ルール”
まずはここ。最もコスパがいい改善です。
- 家のなるべく中心に置く(端に置くと反対側が死ぬ)
- 床置きしない(床は障害物が多い/反射も増える)
- 高い位置(棚の上など)に置く
- テレビ裏、金属ラック、水槽の近く、電子レンジの近くを避ける
- 収納の中に入れない(壁が増えて一気に弱まる)
- ルーターの周囲に空間を作る(放熱にも効く)
「置き場所を変えるだけで別物になる」ことは、本当に多いです。

6-4. 干渉(近隣Wi-Fi・家電)を疑うポイント
- 集合住宅でSSIDが大量に見える
- 2.4GHzで不安定(電子レンジ、Bluetooth、家電の影響)
- 夜だけ不安定(近隣の使用が増える)
対策としては
- 可能なら5GHzへ寄せる
- 2.4GHzは“届くけど混む”前提で、遠い部屋専用にする
- ルーターのチャンネルは基本「自動」で良いが、
明らかに混雑している場合は固定で改善することも(※やりすぎ注意)
6-5. 中継器 vs メッシュ:ここを間違えると遅くなる
中継器のよくある失敗
- 電波が弱い部屋に置く → そもそも中継器が弱い電波を拾って、弱いまま再放送する
正しい置き方は
「ルーターからの電波がまだ強い地点(途中)」です。
“遠い部屋”と“ルーター”の間の、ちょうど中間。
メッシュの強み
- ノード同士が連携して、移動しても切り替えが自然
- 戸建てや壁が多い家で有利
ただし、メッシュも
- ノードの置き場所が悪い
- 無線バックホールで混む
と期待ほど出ないことがあります。
6-6. 最強の解:有線バックホール(可能なら勝ち)
もし可能なら、
- ルーター ↔ 別のアクセスポイント(またはメッシュノード)
をLANケーブルでつなぐと安定性が跳ね上がります。
「遠い部屋で速度が落ちる」問題に対して、家庭用としては最も確実な解決策です。
7. 速度だけじゃない:体感の遅さはPing/ジッターが犯人のこともある
「速度テストはそこそこ出るのに、会議が途切れる/ゲームがラグい」
これは珍しくありません。
体感に効く代表が以下です。
- Ping:反応速度(小さいほど良い)
- ジッター:Pingのブレ(小さいほど安定)
- パケットロス:通信の落ち(あると致命的)
オンライン会議やゲームは、下り速度よりも
Pingとジッターの安定が重要になることが多いです。
そして家庭内でこれが悪化する典型が
- 家族が動画視聴やアップロード中
- クラウドバックアップが走っている
など、“回線が埋まる”状態です。
この場合、対策は
- 端末側のアップロードを止める
- ルーターのQoSを適切に使う(または重すぎるQoSを切る)
- 可能なら有線化
が効きます。
8. すぐ使える「切り分けチェック表」(記録テンプレ)
ここまでやると、原因がかなり高確率で確定します。
記録は“自分の整理”にも“問い合わせ”にも効きます。
記録する項目
- 日時(朝/昼/夜)
- 測定場所(ルーター近距離/寝室など)
- 端末(スマホ名、PC名)
- 接続帯域(2.4GHz/5GHz/6GHz)
- 速度(下り/上り)
- 体感(会議が切れる、動画が止まる等)
おすすめの測り方
- ①ルーター近距離
- ②問題の部屋
- ③端末を変える
この3点セットで測ると、切り分けが一気に進みます。
9. よくある質問(FAQ)
Q1. 速度テストは速いのにYouTubeだけ遅いのは?
YouTube側の混雑や経路の問題のこともありますが、家庭内だと
DNS・VPN・Wi-Fiの切り替え迷子(2.4↔5)でも起こります。
まずはVPNをOFF、次にSSID固定(5GHz固定)を試すと変化が出やすいです。
Q2. 再起動で直るのに、また遅くなるのはなぜ?
ルーターが
- 熱で不安定
- 内部処理が詰まりやすい
- 接続台数が多くて負荷が高い
などの可能性が高いです。まず設置環境(放熱)とファーム更新を。
Q3. 中継器を増やしたのに遅くなりました…
中継器は置き場所が命です。
弱い部屋に置くと、弱い電波を拾って再放送するだけになりがち。
“途中の強い地点”に移動するだけで改善することがあります。
Q4. 2.4GHzと5GHz、どっちに固定すべき?
- ルーター近く:5GHz固定が安定しやすい
- ルーターから遠い部屋:2.4GHz固定が届く可能性
ただし2.4GHzは混雑しやすいので、集合住宅なら5GHz優先が基本です。
Q5. 有線にしたら絶対速いですか?
安定はしやすいですが、
- LANケーブルが古い
- ルーターポートが100Mbpsまで
などの罠もあります。
とはいえ“切り分け”には最強なので、まず有線テストはおすすめです。
10. まとめ:最短で犯人を捕まえる順番はこれ
Wi-Fiが遅いとき、最短で結論を出す手順は次の通りです。
- 可能なら有線で測る(回線が遅いかを最優先で切る)
- ルーター近距離で測る(電波の影響を外す)
- 別端末で測る(端末原因を切る)
- 部屋移動で差を見る(電波問題を確定させる)
この順番でやれば、「回線/ルーター/端末/電波」のどこが犯人かが高確率で特定できます。
買い替えは、犯人が分かってからで十分間に合います。

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